松壽園SHOJUENMatcha Journal
暗い石目の背景に茶筅と濃緑の抹茶粉・点てた抹茶の泡が写ったビジュアル(茶道イメージ)

Matcha · Tencha · Ishiusu

一期一会の、抹茶体験を。

澄み切った濃緑、茶筅が立てるきめ細かな泡、石臼の音で挽き上げる香り——抹茶は、日本の風土と作法のなかで育まれた一杯です。松壽園SHOJUENは、その複層を言葉で綴ります。

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Visual

ラテやグラスではなく、粉末・茶筅・黒い茶碗と石目の上で光る濃緑だけを切り取った画角です。碾茶が茶碗に至るまでのイメージを共有します。

黒いスレートに描かれた抹茶粉の螺旋と茶筅
黒いスレートに描かれた抹茶粉の螺旋と茶筅
漆塗り盆に棗と茶筅、茶碗の縁が見える静物
漆塗り盆に棗と茶筅、茶碗の縁が見える静物
湯が茶碗の抹茶粉に注がれる瞬間の水滴
湯が茶碗の抹茶粉に注がれる瞬間の水滴
碾茶の葉と抹茶粉が並んだ二つの黒い茶碗
碾茶の葉と抹茶粉が並んだ二つの黒い茶碗
石台の上に斜めに並んだ三つの黒い茶碗と点てた抹茶
石台の上に斜めに並んだ三つの黒い茶碗と点てた抹茶
茶筅で抹茶を立てる動きのモーションブラー
茶筅で抹茶を立てる動きのモーションブラー

Journal

JOURNAL · 最新記事

覆下栽培の光環境、石臼の粒度、濃茶と薄茶の作法——碾茶と抹茶の専門的な記録をお届けします。

碾茶の葉と抹茶粉が並んだ二つの黒い茶碗
石台の上に斜めに並んだ三つの黒い茶碗と点てた抹茶
茶筅で抹茶を立てる動きのモーションブラー
産地と栽培14
黒い遮光幕の重ね枚数、南側の開口、露地との境界で変わる光量子束密度。一斉に覆うのではなく、段階的に青味を抜く現場の判断基準を、圃場ログとともに整理する。

2026-04-01

品種と製茶11
愛知の平坦な茶畑で育つごこうは、覆下後の蒸し工程で葉の芯まで均一に通熱したとき、独特の花芯のような香気を帯びる。アミノ酸プロファイルと揮発成分の対応を、試飲とヘッドスペース分析の観点から読み解く。

2026-03-22

碾茶と科学10
高速回転ほど微粉率は上がるが、過剰な摩擦熱は香気を飛ばす。現場で使われる花崗岩臼の溝の深さと、茶師が耳で聴く「臼の唸り」の意味を、粒子径分布の観点から考察する。

2026-03-15

Producers

厳選した碾茶の生産者

覆下の日数、蒸しの通熱、石臼の回転に宿る個性。松壽園SHOJUENが長く紹介したい生産者だけを載せています。

PRODUCERS 一覧へ
黒い茶器と濃緑の抹茶・茶筅のイメージ写真
京都府宇治田原町 · 南山城台地約180〜240m

大久保碾茶工房

花崗岩風化の砂質壌土が混じる赤土系。排水は良好で、春の根活動が早い。窒素肥料の施用タイミングを厳密に管理し、覆下前の徒長を抑えてテアニン蓄積のピークを狙う。

石臼の音で挽き上げる「宇治の緑」

黒い茶器と濃緑の抹茶・茶筅のイメージ写真
愛知県西尾市 · 平地型の大規模覆下海抜 20〜45m

西尾碾茶倶楽部

沖積層の肥沃な黒ボク土。保水性が高く、春先の乾燥ストレスが少ないため、覆下後の葉は厚みを増しやすい。マグネシウムとカリウムのバランスが香気の「芯」に影響すると現場では語られる。

西尾の「花のような碾茶」を、機械と手で整える

一杯の濃緑に、風土と作法が宿る。

碾茶は覆下栽培から蒸し、乾燥、石臼挽きまで、工程のすべてが茶碗の色と香りに刻まれます。松壽園SHOJUENでは、抹茶の多様性と文化性を、目利きの視点で記録します。

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